朝から夜までずっとスマホとのお付き合い、そんな人いませんか?
朝の目覚まし、スマホのアラーム。
朝食を食べながら、スマホのニュース。
通勤時はスマホで音楽聞いてラジオも聞いて、ラインを送ったりフェイスブックを開いたり。
お昼休憩にはスマホのゲームアプリでほっとひと息ついて。
仕事帰りにどこにご飯行こうかスマホで探して。
帰宅しても、テレビみながらスマホをなんとな〜く触って。
シカゴでウェブサービスを提携する会社Dscoutの調査結果で、私たちがいかに多くスマートフォンを触っているかが明らかにされています。実験参加者の携帯電話に、タップ、スワイプ、クリックなどの記録が残る調査専用のアプリをインストールしてもらい、5日間にわたって使用量を調べ、こんな結果がでたようです。
- 携帯を最も使用した上位10%の人たちは、1日平均5426回、合計225分携帯に触っていた。
- それ以外の90%の人たちは、1日平均2617回、合計145分携帯に触っていた。
- 動画を見たり読書をしたりする人は少なく、何かの合間合間に少しだけ携帯を見る人が多い
- 夜中の12時から朝5時の間にも、87%の人が一度は携帯に触っている。
- 参加者のほとんどは、実際でた結果よりも、使用頻度を少なく見積もっていた。
人は思っていたよりもずっと携帯を多く触っている!ということがわかりました。
では、それが私たちの健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
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スマホを使っている時て顔はどこを見てる?
多くの人が斜め下向きにスマホを見ていると思います。上にスマホを翳して見上げてる人はいませんよね!
下を向いて使用していると、地球の重力によって頬、顎が自然と垂れ下がるきっかけを自ずと創ってしまっているのです。
<対策>
たまにはスマホを下ではなく、水平に持って、正面をみるようにしましょう!
いま話題の老けスマホとは?
目が疲れるだけじゃなく顔自体が疲れてしまう、そんな恐ろしい可能性もあるのだとか。
スマホに集中していると、目の筋肉はあまり使わないため血液の循環が悪くなり、血行不良になることがあります。
そして酸素供給等も不十分になるので、視力の低下を招き、皮膚の老化が進み、クマの原因にもなります。
また、二重あごを加速させるとも言われています。
<対策>
目を温めることで身体全体の副交感神経に働きかけ、身体全体が温まります。
くまや充血した目の改善にも。温めたタオルなどで目に当てて、深呼吸して心も整えて、眠りましょう。
首への負担、スマホ首とは?
通称スマホ首も、スマホを見ているときに斜め下を見る負担が首へ繋がるのです。
頭って実は重いもので、例えば体重が50Kgの人は、頭のみの重さでなんと5Kgあると言われ、だいたい体重の8〜13%程度と言われています。
それを支えるのが首ですね。
直立状態だと、体重がストレートに体に支えられるのですが、ちょっと角度が前のめりになるだけで、首へかかる負担が増大するとも言われています。
アメリカのKen Hansraj医師の研究によると、なんと首を15度傾けると12Kg分の負担がかかり、45度の場合はなんと22Kgの負担となるのだとか。
それにより神経、頚椎、椎間板を圧迫する結果となり、首、肩を中心に症状が現れはじめます。
肩凝りや手のしびれ、椎間板症などなどを引き起こします。
そして下を向いている状況だと、酸素の吸い込める量も30%ほど変わってくるとも言われています。
つまり、それだけ体内の血行が悪化するということです。
最近、疲れやるい、だるい、ちょっと冷えやすくなった、等あれば、もしかしたらそのスマホが影響の可能性があるのです!
<対策>
やはりここでも、スマホを使うときの位置に注意です。
下ではなく、目線でスマホを使ってみましょう。自然と首がまっすぐになり、負担が減ります。
また15分以上の長期的な使用を避けることも重要です。
適宜、ストレッチ運動を取り入れて体をほぐしましょう。
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はやるスマホ腱鞘炎!
イギリスの携帯会社O2が2013年に行った調査では、スマホユーザーの5人に2人が、親指の痛みを感じた経験があり、半数以上がスマホを触ったあとに親指の疲れを感じる、と答えたそうです。
片手でスマートホンを抱え親指で操作することで親指の腱に負担がかかり、それを毎日2617回と繰り返すので、しまいには炎症を起こしてしまうのです。
スマホ腱鞘炎とも呼ぶそうです。
ひどくなると指の形が変形してしまうそうなので、気をつけて!
<対策>
親指を休ませるのが一番ですが、とりあえずお風呂で温めてほぐしましょう。
あまりにハマりすぎて日常生活に影響するようなゲームアプリは、勇気を出してアンインストールしてください!!
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まとめ
今や私たちの日常になくてはならない存在となってしまったスマートフォン。
利便性をあげてくれる反面、体に負担をかけていることも自覚しつつ、うまくつきあっていく方法を模索しましょう。