マインドフルネスの効果は?”判断しない”で人間関係のストレスも軽減

昨日の記事(マインドフルネスとは仏教のこと?うつ病とも関係がある?)に引き続き、では実際にマインドフルネスを行うにはどうしたら良いのかということをまとめてみました。

マインドフルネスの効果について

思考のクセがわかる

思考のクセって何?

マインドフルネスは、自分の思考の歪みに気づく練習になります。私たちは、大人になるにつれて様々な記憶や感情をもとに思考にクセができています。美しい女性を見て、「綺麗でうらやましいな」と思う人がいれば、逆に「外見が良いと性格悪そう」と思う人もいます。

「性格悪そう」と思うのは、明らかに思考の歪みです。おそらく、過去にとても綺麗だけれども性格の悪い人を知っていた、自分が直接的あるいは間接的にでも嫌な目にあった、そういう記憶をもっている可能性が高いです。「美人=性格悪い」と一度思考のクセがつくと、今後は、本当に美人で性格の悪い人ばかりが目についてしまうもの。「あの人もやっぱりそうだ」と思い、そのクセはより強化されていきます。人は、意識しているものばかり焦点を当ててしまうものなんです。逆に、美人で性格の良い人と出会ったときは、その存在をほとんど無視してしまいます。「どうせこの人も」と無意識に勝手に決め込んで、深く関わろうとはしません。

クセがないのは赤ん坊だけ

赤ん坊は、欲求だけをエネルギーにして生きている存在なので、思考のクセはありません。赤ん坊がまさか、美人を見て「性格悪そうだな〜」と思うわけはありませんよね。赤ん坊は誰にでも等しく甘えて等しく怖がります。彼らの中では人間は人間というだけで、他に判断をする要素を持っていないからです。

思考のクセというのは本当に厄介なもの。犬に一度吠えらえると犬は怖いものになりうるし、信頼していた恋人に振られると、自分には愛される価値がないと思い込みます。最初に食べたオムライスがまずいと、全てのオムライスが美味しくないものと思いますし、仕事でミスをしたら自分は不注意でダメなやつだと思います。思考だけでなく、身体の反応パターンにもなったりします。電車にのるとお腹が痛くなる、人前で顔が赤くなるというのも、認知が歪んでいることが原因だと言われています。

こういう思考のクセが増えていくと、なんでもかんでも、自分で実際に確かめる前から判断をし、不安や警戒心や恐怖があれば、その人や場所を避けるようになります。

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判断をしなくなる

マインドルネスを行うことは、自分が苦手だと思っているものと真正面から付き合うことです。感情をごまかさずに、100%身体で感じてあげることに努めます。「こういう感情が生まれているんだ」としっかりと受け止めて消化させることで、この思考のクセは和らいでいきます。

先ほどの例では、まずとびきり美人の人と出会ったとします。そしたら認知の歪んでいるAさんは「どうせまた性格が最悪に決まってる!」という感情が湧きますね。これは怒りであるし、本人は気づかなくとも嫉妬かもしれません。

こういう時、マインドフルネスを実践している人なら、「あっ、私いま、この人を判断したな」「イライラしたな」、と自分の状態に気づくことができます。”判断した”ことに気づくのは、とても大切です。なぜなら私たちは、いつも何かを判断しているから。

判断をするのは脳の大切な仕事ですが、なんでもかんでも判断をして自分にとって損か得か、快か不快かとそればかりで選ぶようになってしまうと、頭でっかちでチャレンジをしない人になってしまいます。マインドフルネスをすることは、その頭でっかちの自分を見つめ直す努力をすること。そしてとっても効果的です。

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思考を選びなおせる

自分の状態を観察し理解するということは、自分にストレスを貯めない方法で思考することを、選び直すことができるということでもあります。自分がネガティブな反応や判断をしていることに気づいたら、考えを改めて見ます。「前のあの人とは違うかもしれない」「今のは勝手な判断だったかも。まずはもっと話してみよう」。

こういう試みを繰り返すことで、思考のクセは和らいでいきます。怒りや嫉妬心を感じることが、逆にその感情をなくすことになるなんて不思議ですが、感情はやっぱり、逃げずに消化すること、そのためにマインドフルネスで自分の状態に気づくことが大切なんです、

ストレスがたまりにくい

人に対して悪口ばかりいう人や、ネガティブな感情ばかり抱いている人は、とてもストレスがたまりやすいです。なぜかというと、その人がいくら嫌ったところで他人の性格は変えられないからです。この人は嫌い、本当に嫌い、どうにかしてほしい、そう感情的に思っていても、現実的には何も一切変わらない。こういう行き場のない感情は、結局自分が一番強く感じることになります。マイナスのエネルギーがどんどん心に溜まっていきます。

でもマインドフルネスを実践できている人は、自分の感情に気づいて「私はこの人を、嫌いだと思っているな」と見つめ直すことができます。客観的な目になると、こんなイライラしていてもしょうがないことがわかってきます。「どうしようもないな」「私が勝手に判断してイライラしているだけだな」と理解することができます。

その結果、それ以上無駄な思考にエネルギーを取られなくなります。もっと、大切にした方が良い、目の前ですぎる一瞬の世界に注意を向けられるようになります。人を嫌いになるのは、実はとってもストレスがたまること。判断をやめ人に対してもっとオープンでいられるようになることで、人間関係もちょっとは楽になるはずです。

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まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?次はやり方も紹介したいと思います。
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