グルテンフリーダイエットって結局なに?本当にいいの?

グルテンフリーダイエットって、最近突然流行りましたよね。アメリカでは数年前から人気のようですが、日本でも長澤まさみさんやローラさん、有村架純さんなど、女性の憧れる有名人たちが取り入れたことで話題となりました。

しかし、そもそもグルテンフリーって、いったいどういうことでしょう。

耳にはするけど、よく分からないという方も多いと思いますので、今回はグルテンフリーについてまとめてみました!

ダイエットと関連づけて話題にされることが多いので、そちらについても触れていきたいと思います。

スポンサーリンク

グルテンってなに?

小麦粉には、グリアジンとグルテニンという2種類のタンパク質が含まれています。小麦粉に水を混ぜてこねるともちもちっと弾力が出てきますが、これは、その2種類のタンパク質から形成されたグルテンの特性のおかげです。

つまりグルテンは、小麦粉をこねて加工する様々な食品に含まれているものです。

パンやパスタはもちろん、うどんやシリアル、ケーキやドーナツ、クッキーにクラッカーと、私たちの大好きなものの多くに含まれており、普通の食事をしている人だと1日に10〜40gのグルテンを摂取しているそうです。

例えば、パンのスライス1枚に約4.8g、パスタ1人前で約6.4gほどのグルテンが含まれています。

グルテンフリーはアメリカで流行った

もともとグルテンフリーダイエットが流行したのはアメリカです。

『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングや、『アイアンマン』のグウィネス・パストロー、歌手のケイティ・ペリーやレディ・ガガなど多くのセレブも取り入れており、アメリカの市場調査会社のNDPグループの調べでは、アメリカ人のおよそ30%が、グルテンの摂取量を意識して控えるか、あるいは完全にカットするか、をしているそうです。

グルテンフリーを謳った商品が、スーパーの特設コーナーに並んでいるのが一般的です。2013年〜2014年の1年間で、グルテンフリー商品の売り上げは16.4%も増加、マーケット規模として233億円にものぼるそうです。

小麦の代用としては、ソバ粉やくず粉、大豆やアワなどになります。そういったものを使って、魅力的な商品を作っているんですね。

スポンサーリンク

グルテンに関連するアレルギーや疾患

小麦粉は、食物アレルギーでは鶏卵と牛乳についで3番目に多いありふれたアレルゲンですので、小麦を含む食品はすべてラベルに記載するように日本でも義務付けられています。

小麦アレルギーを発症すると一番症状が現れやすいのが皮膚で、みみずばれのような発疹が出たり痒くなったります。他にも消化器系、呼吸系に影響する人もいて、嘔吐、下痢、腹痛、鼻ずまり、くしゃみ、また眼のかゆみなど、多くの症状が報告されています。

また、アレルギー以外にも、グルテンと関連するセリアック病という疾患があります。

アメリカでは、約133人に1人の割合で患っているというデータがありますが、なぜか日本ではもう少し稀な疾患になっています。

セリアック病は、グルテンを全く消化できない体質を持つ方のことで、たった0.1gのグルテン(パン1口分)を摂取することでも、小腸に炎症を起こし下痢や貧血、栄養不足などを引き起こす可能性があります。

全員が避ける必要はない?

しかし逆にセリアック病でない方にとっては、グルテンは特に意識して避けるべきものではありません。

アメリカ栄養士会は、セリアック病でない人が小麦を抜いた食事方法を行う場合、食べるものが制限されて栄養失調に陥りやすい、と発表し注意喚起をしています。

グルテンフリーの食生活を続けると、身体にとって重要な栄養素であるビタミンBやカルシウム、鉄や亜鉛、食物繊維なども不足しやすい傾向にあるそうです。

ただ、グルテンを形成するタンパク質グリアジンには中毒性があることが分かっており、食べると食欲がさらにわきやすいという性質があります。また、小麦粉自体が糖質ですので、太りやすいというのは事実です。

ダイエット目的の人は、小麦粉の代替としてそば粉などGI値が低く食物繊維の多い食品に変えることで、痩せやすい体質になるかもしれません

スポンサーリンク

まとめ

特にアレルギー体質でもセリアック病でもない方は、特にグルテンフリーに挑戦しなくても良いと思います!グルテンをカットするより、単純にお菓子やジャンクフードの量を減らすだけの方が、健康法としてはずっと簡単です。

しかしこうしてグルテンフリーダイエットが流行ったことで、セリアック病患者の方は食品のチョイスが広がったと、そういう良い面もあるようです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする