不平不満ばかり言う人の心理や言わないための対処法は?

おはようございます!

今日は、ウィル・ボウエン氏の著書『もう、不満は言わない』を参考に、不平不満をいう人の心理やなぜそれが人にとって悪影響なのか、そして、言わないために何ができるのかをまとめました!

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不平不満を言う人の心理って?

不平不満が過ぎる人というのは、自分に自信がなく、人から同情や承認や共感などの反応を得ないと自分の価値が認められない、という傾向が心理的にはあります。

心が不安定な人、自分の価値や重要性に確信がもてない人間は、自慢をしたり不平不満を言います。

自分がどんなに立派なことを成し遂げたかを語り、聞いている人たちの表情に自分を認めてくれる様子が現れることを期待するわけです。また自分の辛い状況について不平不満を言って、同情を買おうとします。

「どうせ家族がデブだから僕もデブなんだよ」

→自分の生活習慣の問題を遺伝的な問題に置き換えて、「それなら仕方ないね」「それはかわいそうだね」と、努力しなくても大目に見られる状況を作り出し、さらに同情を引く。また、痩せなければというプレッシャーやその後の努力からも逃れられる。

「ほんとに上司がバカでさ!」

→上司を蔑むことで、自分の方が頭の良い人間であり自分の方が上手く出来ていた、という話をすることで、人の羨望を得ようとする。

「どうせ私のことなんて誰もわかってくれないわ」

→可哀想な人であるという同情を引こうとする。「どうせ無理」と決めることで、人に理解してもらう努力を放棄し、最初から傷つかないようにする。

つまり、責任を逃れたい、人からよく思われたい、注意を引きたい、同情されたい、自分が正しいと思いたい、そういう様々な思いが不平不満の裏側にあることがわかります。

健康にも影響が!

不平不満をいうことは健康状態にも結びついています。

「心身症」という言葉がありますが、これは身体的な原因よりむしろ精神的なプロセスによって引き起こされたり悪化したりする病気のことです。

日本心身医学会では、次のように定義されています。

身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。

実は、私たちが思っているよりも、精神は肉体に対してとても大きな影響力を持っていて、不平不満を言い続けることで、症状の悪化を招いてしまう可能性があるのです。

「フラシーボ効果」は、聞いたことがあると思います。

例えば「これは偏頭痛に効くよ!」と医師に渡され飲んだものがたとえただの小麦粉であったとしても、患者がそう信じて飲めば実際に痛みが軽減することがよくあり、実際に市販の薬と変わらないほどの確率で効果がでる、と言われています。

この時に精神状態だけで症状が良くなったわけでなく、実際に体内にも変化が起こることもあります。例えば脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンは、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用をもつペインキラーですが、この物質もフラシーボ効果により「よく効く!」と思っているだけで放出することができます。

また、Business Insiderの記事「People who live the longest share 4 personality traits」によると、アメリカの調査で、95歳〜100歳(75%が女性)の長生きな243人を対象にして、その友人達に彼女らの性格についてアンケートを書いてもらう、というものがありました。

すると、ほとんどすべての女性が楽観的で気楽で、社交的な性格だと描写されたそうです。長生きの秘訣は、身体の不調にたいしてシリアスに思い込みを深めることをしなかったからかもしれません。

では逆に、自分の健康状態に対して「腰も背中も辛いんだよ」「疲れて食欲もないよ」「胃がおかしいよ」と、愚痴を言っていたらどうなるでしょうか。

自分の身体に対して信じていることが実際に起きやすくなることがいくつもの調査からわかっていることを踏まえると、良い効果をもたらすとは思えません。

健康について愚痴をこぼすとき、あなたが口にするネガティブなコメントを、あなたの身体も聞いています。それは脳に書き込まれ、精神が身体の中のエネルギーに指令を与え、ますます良くない状況が生じます。

もちろん、本当に症状はあるのです。しかし、それを家族や友人に愚痴ることでは解決されません。同情してほしい、慰めてほしい、という気持ちがあるかもしれません。

しかし自分によりネガティブな症状をもたらさないために、体調不良を感じたら、本当に治してくれる力のあるお医者さんやカウンセラーなどに、伝えなくてはなりません。

アール・ナイチンゲールの言葉がこんな引用されています。

われわれは考えたとおりのものになる

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やめるためには?

ひとつの方法として、1ヶ月のうち、1日だけ不平不満を言う日を作り、その日までとりあえず我慢しておくと決めるというのがあります。例えば毎月15日まで、すべての愚痴を取っておくのです。

それまでは、不平不満が口から出そうになってもなんとか飲み込む。15日になったら言えばいいから・・・と思って、こらえて待ちます。

すると実際には、15日になった頃にはすっかり忘れていることが大半で、これで言わなくてもよかった不平不満をいくつも減らせたことになります。

また、まわりの人々や出来事を、不平不満の言葉から、よりポジティブな言葉に置き換えてみるのも効果的です。

例えば、

問題 → 機会
しなければならない → する機会を得た
困難 → 試練
苦痛 → シグナル
苦労 → 道程

などです。

「ほんと問題だらけだよ!」というときは、「機会が多いな!」

「なんでこんなことまでしなくてはいけないんだ!」というときは、「こんなことする機会をゲットできた!」

最初は不自然ですしぎこちないと思いますが、思考のクセを直しほんの少しでも意識的にとらえ方を変えてみると、どんどんポジティブなエネルギーな流れ込んできて、運も向いてくるでしょう!

そして、本で提唱されている一番効果的なやり方は、ブレスレットや指輪やミサンガ、なんでも良いので片腕についえ、不平不満を言ったことに気付いたら、逆の腕にはめかえる方法。

男性なら、ポケットに小石や飴などを入れてそれを左右移動させるのもオッケー。

言葉だけでなく、心の中で生まれた不平不満に気付いたときも、同じく移動させます。

続けるうちに、いかに自分の日々が不平不満にあふれたものであるかわかります。21日間移動させずに入られたら一応クリアということですが、実際には何年かかっても終わらない人もいるそうです。

それだけ、私たちの毎日に不平不満はたくさん存在しているんですね!

このすべてを取り除くのは遠い道のりかもしれませんが、ゲーム感覚でもやってみたら面白いのではないでしょうか。

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