世界一幸せな国がデンマークな理由とは?

2016年に公表された国連の『The World Happiness Report』の中で、世界一人々が幸せに暮らしている国はデンマークである!ということがわかりました。

2013年、2014年のリサーチでも世界一位、2015年に一旦3位に落ちたものの、去年またもや1位に返り咲いた様子。

政治の透明性や表現の自由、医療機関へのアクセスや仕事の安定感などといった社会的要因の他にも、自分がどれほど楽しみや満足を生活から得ているか、あるいは怒りや不安を感じざるを得ないか、といった主観的な部分までアンケート調査はカバーされています!

環境だけでなく、本当に個人が幸せだと思っているのか、思える環境にあるのか、というのが重要視されたようです。

ちなみに日本は53位に見つかりました!

デンマークはどうしてそんなに幸せなんでしょう?今回はその理由をまとめてみました!

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税金は高いが社会保障が充実

デンマークでの消費税は世界でも有数の高さで25%、所得税は40〜60%です!所得のだいたい3分の1は税金に持って行かれる仕組みのようです。

しかし、税金を多くとってそれを社会できちんと還元する、典型的な福祉国家モデルをが実現されています。

大学を出るまで教育費はずっと無料。子供は18歳で大人とみなされ家を出ることが多いですが、その際は国から6〜8万円の生活費が支給されます。

医療費も無料、出産も無料です。

主治医が一人一人に割り当てられていますが、それで良くならないような症状の人は、より高度な医療機関へもちろん無料で受診、治療をうけることができます。

入院には家族がつきそうべき、ということで、家族が寝泊まりする場所の病院には用意されています。

街の魅力

アンデルセンの生まれ育ったデンマークには、それこそ童話に出てきそうなカラフルなお家が立ち並びます。港街のニューハウンに行くと、帆をおろした船が港にいくつもとまり休憩し、歩行者天国のストロイエには日本でも有名なロイヤル・コペンハーゲンやブティック、サクサクのシナモンデニッシュを焼き上げたベーカリーなどが立ち並びます。

コーヒーの消費量が世界でもトップクラスの国ですから、カフェ巡りをするにももってこいです。日本にもオープンしたロバートコーヒーもありますね。

また、最近ではなんと賞味期限切れの食品を専門に扱っている『WeFood』というスーパーマーケットが人気のよう!

賞味期限が近いもの、すでに切れたもの、形がいびつな食品が並び、30〜50%オフで購入できます。世界で初めての試みだそう。

NGO団体とチェーンスーパーの共同事業で、国の食料廃棄を1年で70万トン減らすことを目標にしているとのこと。フルーツや野菜、肉やシリアルなど一通りの食品が揃っているようです。

世界最古の遊園地チボリ公園は、毎年11月下旬からクリスマスの時期にかけて行うクリスマスマーケットがとても賑わいます。

手作りのアクセサリーや洋服、キャンドル立てやレザー小物などを売るお店がずらりと並び、家族で楽しむのがデンマークでは当たり前だそうです。

お家で過ごす幸せ

北欧の冬はとても長いです。デンマークでは、午後3時には空は真っ暗になり、朝の9時頃にようやく明るくなり始めるそうです。そして外はむちゃくちゃ寒いです。

そのため、家にいる時間が長くなるのは自然なことなので、インテリアへのこだわりはそのまま生活の質に影響します。

居心地の良い椅子、カラフルなクッションなど、シンプルで美しく、それでいて生活に寄り添ってくれる機能性のあるインテリアを揃えています。

特に夜が長いということで、家の照明が担う役割はとても大きいものです。

北欧は自然との調和を大切にする概念があるので、照明といってもとても自然な、不快でない明かり、そして美しく照らすことが照明のデザインにも反映されています。

Happiness Research Instituteによると、家の居心地が良いと感じるデンマーク人の85%は、居心地の良さと照明が関連している、と答えたそうです。28%は、毎日キャンドルを灯すそうです。

また、デンマークの伝統料理は肉、特に豚を使ったものが多いです。

フリカデラ(家庭料理の定番、デンマーク風ミートボール)やエーブルフラシュク(豚の焼肉とりんごのソテーを一緒に食べる)、フレスケスタイ(デンマーク風ローストポーク。ちょっと豪華なディナー)などです。

肉をたくさん食べるのも、幸せ度と関連があるのでは!という説もありますが(あとコーヒーの消費量)、確かなことはわかりません。

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人が信頼し合っていること

デンマークの週の労働時間は37時間程度で、午後5時半以降はあまり働きません。週末に会社に来る人はほとんどいません。

また、1年に5週間のお休みがもらえます。

そのため、デンマークでは人と人との交流に時間が多く使えます。お休み期間には、旅行をしたり、何か新しいスキルの授業コースに参加したり、地域のスポーツクラブに通ったり、同志で本を書いたりします。

デンマークには”hygee”という言葉があり、これは”心地よい人と集まる空間”、”幸せなひと時”、といった意味で使われます。デンマーク人にとっってhygeeはとても大切なものなのですね

犯罪率が低いうえに、2015年に公表された汚職率に対する評価『Corruption Preception Index』では、デンマークの政治は”Very Clean”(透明性がとても高い)という評価を受けています。なので、政治家も信用され、警察官もリスペクトされる社会です。

田舎ではドアに鍵をかけなくてもいいし、お母さんがちょっと用事でお店に入る時、外に赤ちゃんを乗せたベビーカーを置きっぱなし、ということも普通だそうです。

そして幸福度調査の中で、”困ったことがあったときに、相談できる家族や友人がいますか?”という質問に、大半の人がイエスと答えたそうです。

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まとめ

社会補償は”ゆりかごから墓場まで”、そして隣人や家族と信頼を築き上げる環境、時間がある。こういった要因が、人々を幸せにしているんですね!

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