世界一コーヒーを飲むのはどこの国?各国のコーヒー文化をご紹介します!

世界で一番コーヒーを飲む国ってどこだと思いますか?

コーヒー文化といえばアメリカですよね!

『プラダを着た悪魔』、見たことありますか?

悪魔のような女性編集長ミランダ(メリル・ストリープ)は自分の机にコーヒーが置いていないことを気づいた時、嫌味ったらしくこう言います。

“Is there some reason why my coffee isn’t here? Has she died or something?”

(どうしてコーヒーが着いてないの?あの子が死んだかなにか?)

アシスタント(アン・ハサウェイ)に頼んでたスターバックスのコーヒーが来ないことに怒ってるんですね!それにしたってひどい言い方です。

コーヒーがないからってこんな言い方をする人はいないと思いますが、アメリカでコーヒーが生活の一部になっているのは確かです。

タリーズの誕生秘話『すべては一杯のコーヒーから』という本を読んだことがありますが、かつてアメリカ人にとってもコーヒーは、ただスタンドで小銭を払って買って、その場でがぷって飲んでカフェインを注入するだけのもので、いわゆるスターバックスのような質にこだわったスペシャリティ・コーヒーというものはなかったそうです。

それが今や、コーヒーに1杯300円払ってトッピングを選んで、1時間かけてカフェのまったりソファで飲む、という多くの国で当たり前になりましたね。

では、世界で一番コーヒーを飲んでいるのはアメリカ人でしょうか?

ちがいます!実は、アメリカはトップ10にも入りません。

今日は、どんな国がコーヒーを多く飲み、またどのような飲み方をしているかをご紹介したいと思います。

まずはランキング。イギリス本社の市場調査会社Euromonitorが発表した『World’s largest coffee comsuption』によると、以下の国順に消費量が多くなっています!

kgは年間の一人当たりの豆の消費量です。

①フィンランド 9.6kg

②ノルウェー 7.2kg

③オランダ 6.7kg

④スロベニア 6.1kg

⑤オーストリア 5.5kg

⑥シベリア 5.4kg

⑦デンマーク 5.3kg

ヨーロッパが多いです!

では、各国でどのようなコーヒースタイルが根付いているのかご紹介します。

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フィンランド

国民の9割以上がコーヒー(Kahviと言います)の愛飲者だというフィンランドでは、仕事場でも午前と午後に1回ずつコーヒーブレーク(Kahvitauka)が用意されており、働いている人たちはクッキーなどと一緒にみんなで雑談しながら休憩します。雇用契約に盛り込まれているのが普通だそうです。

ただ休憩するだけでなく、同僚と雑談して仲を深める社交タイムとしても役割があります。

健康志向の方が多いフィンランドでは、コーヒーは健康飲料と認識されています。

ペーパーフィルターを使ってドリップ式で入れるのが一般的で、どの家庭にもコーヒーメーカーが置いてあります。一昔前までは、生豆のまま購入して自分の家で焙煎をするおうちも多かったようで、その流れでライトロースト(豆にうっすら焦げ目がつくくらいの浅煎り)が広まったと言われています。炒り時間が短くて済みますからね!

浅煎りは酸味が強いのですが、フィンランドの軟水とよく合うそうです。

ブラックで飲むのが普通ですが、ミルクをちょっと入れる人も。ほとんどの人は砂糖は使わないそう。

お祝いの場や教会の集まりなどでは、コーヒーテーブルが用意されます。コーヒーテーブルは、コールドサンドイッチやベイクドビーンズ、クッキーやケーキが並び、コーヒーはもちろんエンドレスで飲めます!

ノルウェー

ノルウェーでは、朝食に1杯、ディナー後のデザートに1杯を飲むのが習慣だそう。

人をおうちに招いてコーヒーを一緒に飲むのも大好きで、だいたいケーキやパテスリーを用意しておきます。

ノルウェーにはカシュク(Karsh)という面白いコーヒーの飲み方があります。

カップの底に1クローネコインを置いて、その上からコーヒーを注ぎます。コインが見えなくなったらストップ。次はコインが見えてくるまでウォッカを注ぎます(液体の透明度があがるため見えてくる)。お好みで砂糖を加えて完成です。

おうちでも作れそうですね!ぜひ!

しかしノルウェーでコーヒーが、金持ちだけでなく一般人にこんなにも広まったのは、ノルウェー人がお酒を飲みすぎて健康に良くなく、政府レベルで代わりにコーヒーを飲ませる努力をしたからとのことです。ちょっと本末転倒な飲み方です!

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オランダ

オランダは日本の九州くらいの小さな面積の国です。

それなのに、コーヒーの消費量が世界で3番目とは、一人がかなり飲んでいるということです!

オランダの宗教人口のトップ2はローマ・カトリックとプロテスタントです。そしてそれぞれ南部、北部に偏って暮らしているそうです。

カトリックはコーヒーと一緒に、フラーイ(Vlaai)という大きなパイを良く食べます。パイというより焼いたケーキのようなもので、仲にフルーツが入っています。

一方でプロテスタントが多い場所では、コーヒーとクッキーを一枚だけ出すことが多いです。これは、Modesty(謙虚さ)の表現だそうです。

私はコーヒーとガッツリ甘いもの食べたいので、南部がいいですね!

また、オランダで”コーヒーショップ”というと、実はちょっと危ないものが売っているお店だったりするので、絶対にコーヒーショップではなく、”カフェ”を探しましょう!!

オーストリア

オーストリアといえば、クラシック音楽にワルツにオペラと、なんだかロマンチックなイメージの国ですが、コーヒーも忘れてはいけません。ウインナーコーヒー(生クリームを乗せたコーヒー)発祥の地ですね!

オーストリアでは、カフェに入って無料配布の新聞片手に数時間居座ることも多く、文化や交流の場所となっています。

オーストリアでコーヒーと一緒に好まれるお菓子に、リンツァートルテ(linzer torte)というものがあり、これは世界一古いケーキレシピと言われます。アーモンドクリームとラズベリージャムの2層をパイ生地で包み、格子状の模様をつけて焼きます。

また、ヴィーンのカフェはコーヒーの種類がとても多く、メニューに30種類以上ある店も少なくないです。選ぶのが大変ですね!

オススメは、卵黄とハチミツを混ぜたものに、熱~いコーヒーを注いだカイザーミランジュ(Kaisermelange)。その上に泡立てたクリームやミルクを足しても良いし、ブランデーを加えても美味しいです!

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まとめ

本当は他の国のコーヒー事情もリサーチしたのですが、ちょっと長くなってきたのでこの辺で切ります!また次回、ご紹介したいと思います。

アジアのコーヒーの飲み方特集なんか、面白そうですね!

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