感覚を意識するだけで精神が安定!考え過ぎをストップ

マインドフルネスは、考えすぎた状態に気づいて、代わりに感覚を意識することです。
いま自分がやっている動作を、まるで初めてすることみたいに一つ一つ認識しながら行うことです。

人は考えすぎの状態

私たちの毎日は、大体の場合が考えすぎです。人の脳みそは、原始時代と比べて例えば、頭がもやもやしてネガティブな考えが止まらないこともよくあります。

「明日は初めて一人で出張だ。大丈夫かな・・・」
「もし新幹線に乗り遅れたらどうしよう・・」
「取引先の会社が見つけられなかったらどうしよう・・」
と、気分のいい時は全く浮かんでこないような不安が次々と生まれてきます。

この不安は全て、思考から生まれています。環境ではなく頭のなかのことなので、同じ状況でもなんとも思わない人もいます。繊細な捉え方をしてしまう人は、グルグルと思考が渦巻き始めます。それで逆に準備に専念ができなくなり、あるいはしっかり眠れなかったりしてしまうと大変です。

起こっていないこと、起こる可能性の低いことなので完全に「妄想」ですが、(妄想は、貪欲・怒りと並んで人の3毒と言われています!心にとって役にたたないどころか悪影響です。)でも考えが止まらない時は、どうしたって考えていまいます。

「しろくまのことは絶対考えないでください!」
というと、しろくまのことが頭に浮かぶ。

しろくま理論っていうのがありますよね。考えてはいけないと理解していても、抑圧しようとすればするほど止まらないもの。ストレスのたまった状態で、「なんとかしよう」と思いすぎると、逆に脳は興奮してしまうんです。

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意識を感覚に切り替える。

では、どうやったら「考えが止まらない状態」から抜け出せることができるのでしょうか。
それは、意識を向ける先を、感覚に切り替えることです。

そうすることで、止まらない思考に歯止めをかけて、リセットすることができるんです。感覚は、例えば自分の皮膚表面のぬくもりや、ふれる空気の感覚です。感覚は、「聞こえる」「感じる」「匂う」「味わう」「見える」です。

サティ・マインドフルネス

例えば感覚に意識を切り替えたい時。甘いココアを作って飲むことにします。この時、思考でいっぱいの状態だと、自分がいま「飲んでる」ということさえ無意識の自動操縦になっていたりします。でも、意識を切り替えるのが目的なので、「飲んでいる」ことに集中します。

一口ずつゆっくり、甘さや温度、香り、舌に喉に触れる感覚をしっかりと味わうようにします。ココアを初めて飲む赤ちゃんのように、感覚を観察しながら飲みます。

意識の切り替えができていないと、テレビを見ながら、仕事をしながら、考え事をしながら一気に飲んでしまい、味わってないことにさえ気付けいない状態です。私たちは日常動作は、だいたいが無意識のうちにできてしまいます。歯磨きしてても、いちいち、「次は奥歯、、ブラシを優しく、この方向にあてて、、、」などと意識しながらしたりしないですよね。

歯ブラシしながら、明日の仕事のことや昨日の喧嘩のことをもんもんと考えてしまうのが普通です。

考えないためには、思考をリセットするには、動作をちゃんと意識的にすることです!
仏教の世界ではサティと呼びます。マインドフルネスと同じです。

パーリ語でサティとは、特定の物事を心に(常に)留めておくことである。日本語では念(ねん)や、気づき、英語ではマインドフルネス(mindfulness)[2]などと表現する。漢訳で念。

出典;サティ(仏教)Wikipedia

自律訓練法

自律訓練法というリラックス方法があります。ドイツの精神科医が1930年頃に生み出した心身の自己調整法で、日本でも、オリンピック強化選手のメンタルトレーニングにも使われたりしたそうです。それもサティの力が上手に働いています。

自律訓練法は、こんな感じで、感覚をひとつひとつ意識し受動的に受け止めることで行います。言葉を唱えながら行うのが一般的です。

第1公式・・手足が重い。-「右腕が重たい」「左腕が重たい」「右脚が重たい」「左脚が重たい」/「両腕が重たい」「両脚が重たい」/「両手両脚が重たい」
第2公式・・手足が温かい。-「右腕が温かい」「左腕が温かい」「右脚が温かい」「左脚が温かい」/「両腕が温かい」「両脚が温かい」/「両手両脚が温かい」
第3公式・・心臓が静かに打っている。
第4公式・・呼吸が楽になっている。
第5公式・・お腹が暖かい。
第6公式・・額が涼しい。

これらの公式を順に心の中で繰り返し唱え、自己催眠状態になっていく。

出典: 自律訓練法 Wikipedia 

思考ではなく身体の感覚に意識を切り替えることで、ストレス状態で興奮している脳を落ち着かせることができます。

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修行が大事

思考が止まらない状態、不安や心配が断ち切れず次々と生まれてくる状態は、緊張状態をうみリラックスの隙を与えないのでよくありません。

慢性的になると、考えすぎてるという状態に気づくこともできず、「眠れない」「いつも疲れている」など身体的な悪影響を及ぼすこともあります。

大事なのは、自分が「考えすぎてる」状態、動作を無意識に行って、思考にばかりエネルギーを使っている状態であることに気づき、意識的に、感覚に光を当てる時間を取り入れることです。

頑張って感覚を意識していても、思考は必ずまた湧いてきます。でもその度に、「おっと危ない!」と気づいてリセットを試みることで、だんだんと慢性化した考えすぎ状態から、抜け出しやすくなっていきます。

日々の修行が大切なんです!リラックスして、ストレスの少ない毎日を送りましょう。

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まとめ


いかがでしたでしょうか?参考になったら嬉しいです。
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